2011年6月アーカイブ
IGOR Pro ではデータをウェーブと呼びます。ウェーブは 1次元から 4次元まで定義できますが、IGOR Pro を活用するには 1次元ウェーブと 2次元ウェーブを柔軟に使いこなすことが重要になってきます。
1次元ウェーブと 2次元ウェーブを互いに変換するには、バージョン 6.2 でデータメニューで利用できるようになった、XYZtoMatrix に代表されるような、IGOR Pro 付属のプロシージャを利用するのが便利です。でも今回は、コマンドを使って、いろんなウェーブ同士の代入計算(Wave Assignment)を実験してみました。
今春オライリーから発売された『Mathematica クックブック』。英語版を買ったはいいけど持て余していた僕にとって、何はともあれ日本語版は大変ありがたい。のだけど、持ち歩くには大部すぎてなかなか読めていなかった。最近になって、ようやく家でちょっとずつ読んでいる。
この本、Mathematica 言語の基本的な約束事は既知、ないしは各自でヘルプを見るなりなんなりして理解することを読者に求めているので、初学者が個々のコードを理解しつつ読み進めるのは、ひとつずつ実行しながらでさえ、けっこう大変だと思う。
そういう、クックブックでは端折られている基本的な約束事のうち、これを知ってると分かり良くなるんじゃないかと思ったひとつが、With と Module と Block の違い。もちろん、Mathematica のヘルプにも書いてはあるんだけど、スコープだとかレキシカルだとかダイナミックだとか難しい言葉で説明してあって、なんだか分かったような分からないような(って、僕だけ?)。
というわけで、今回は、僕が理解している With と Module と Block の違いを説明。あくまで「こういうモノだと理解しておけばだいたい OK」という内容で、厳密な定義とはずれているかも。致命的な間違いに気付いた方は、コメントでご指摘くだされ。
IGOR Pro 日本語版にも本日ついに待望の 6.2 が登場しました! しかも今回も、メジャーバージョンの一桁下(6.x)のマイナーアップです。メジャーアップではありませんが、多くの新機能が追加され機能改良がいろいろ行われていて、しかも無料。
今回も、前回同様にまったくの独断と偏見で、お勧めの新機能や変更点を5個ピックアップしてみました。
- 起動時にロードされる Packages が追加、強化されました。
- XYZ to Matrix (データメニュー)
- XY Pair To Waveform (データメニュー)
- Percentiles and Box Plot (解析メニュー)
- Average Wave (解析メニュー)
- 通信機能の追加、強化
- FTP および HTTP に関する操作関数が追加、強化されています。
- 任意のデータポイントの表示変更
- 特定のデータポイントのマーカーの色やサイズ、大きさなどを変更できるようになりました。これは便利。
- Gizmo の強化
- ちょっとずつですが、どんどん良くなってきています。
- プログラミング環境の強化
- もしかすると、これが 6.2 の最大の強化ポイントかも。



