IGOR Pro はメニュー操作とコマンドラインからの操作の2本立てのソフトウェアです。それらの操作を補完するキーボードショートカットを少しご紹介しましょう。新しい機能、難しい解析機能の紹介ではありませんが、生産性・作業効率がちょっと改善されるかもしれない、そんなお話です。
▼ キーボードショートカット
IGOR Pro には、実はいろんなショートカットがあります。あまり多くを紹介しても仕方ないので、新機能のときと同じように5個に絞ってご紹介します。これをすべて知っているのは、相当なフリークでしょう。
◇ Ctrl+A:全データ領域をグラフ表示
グラフ内で矩形にドラッグして拡大、拡大とどんどん詳細表示していくと、そのうち元のフルスケールのグラフに戻りたくなりますよね。そんなとき、メニューから
グラフメニュー>軸の自動スケールと操作するのが便利です。このショートカットが Ctrl + A。グラフウィンドウのサイズは変えずに、プロットしたデータすべてが表示されますよ。Undo が心細い IGOR Pro ではお世話になる機能です。
◇ Ctrl+Y:ウィンドウコントロールダイアログの表示
ウィンドウマクロとスタイルマクロは、IGOR Pro で同じグラフやテーブルを作成・表示するために欠くことのできない便利機能なのですが、ウィンドウコントロールダイアログはメニューの結構深いところにあります。
ウィンドウメニュー>コントロール>ウィンドウコントロールCtrl+Y はそんなときの強い味方です。
◇ Ctrl+D:ウィンドウの複製
このグラフはそっとしておいて、もうひとつ同じグラフを描いて、そのグラフをもとに、変更・修正・解析やってみたいこと、ありませんか? IGOR Pro 6.0 以降にはウィンドウを複製するメニューが搭載されています。
編集メニュー>ウィンドウの複製実は Ctrl+D。ただそれだけで、同じグラフウィンドウをいくらでも複製できます。これは絶対便利。
◇ Ctrl+M:プロシージャウィンドウ
IGOR Pro のエクスペリメントファイルには、必ず1つだけプロシージャウィンドウが含まれます。このプロシージャウィンドウには、上述のウィンドウマクロやスタイルマクロ、ユーザ定義関数などが自動的に保存されます。とても大切なウィンドウ。このウィンドウを開くメニューは
ウィンドウメニュー>プロシージャウィンドウ>プロシージャウィンドウと、結構深いところにあって案外不便。そんなとき、Ctrl+M で一発解決です。
◇ Ctrl+J:コマンドラインへ移動
IGOR Pro を活用するには、コマンドラインの活用は不可欠ですが、いろいろウィンドウを開いていくと、ここぞという時に、コマンドラインが行方不明...ということ、ありませんか?ウィンドウを1枚1枚めくらずに、メニューから
ウィンドウメニュー>コマンドウィンドウと操作することになるところを、Ctrl+J と操作するのが、何とも気持ちいい。このショートカットは、履歴ウィンドウのコマンドラインにカーソルが移動するので、操作性も格別です。
▼ まとめ
いかがでしたでしょうか。既にお気づきと思いますが、メニュー操作でショートカットが用意されているものはすべて、メニュー項目の末尾に Ctrl+* ってちゃんと書かれているんです。ほら。

日々見逃されているキーボードショートカット。使い込むとやめられないのがキーボードショートカット。これ以外にもお気に入りのショートカットがありましたら、ぜひコメントで教えてください。
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井上@技術部でした。



統計とかグラフソフトは結構悩むところです。
今までもSPSSとかJMPとかSigma PlotとかDelta Graphとかカレイダグラフとか使ってきましたが、やっぱりStatViewがいちば気がします。
Igorはどうですか?
須藤 一 さま
コメントありがとうございました。IGOR Pro の統計機能は KaleidaGraph に比べるとかなり豊富に用意されていますが、いずれもメニューから操作/利用するのではなく、コマンドで利用するようになっております。 操作性の面では、名前を挙げてくださったソフトウェアには、ちょっと劣ってしまいます。
もし、統計解析機能をメインでご利用されるのであれば、メニューから操作することを前提としている統計解析ソフトウェアをご検討されてはいかがでしょう。