ご無沙汰しておりました。

締切日を勘違いしていたり、PC が大乱調だったり、本人が鬼の霍乱だったりで久しぶりのエントリになってしまいました。

久しぶりになってしまったお詫び、というわけではありませんが今回は真面目に FlexPro の機能をご紹介したいと思います。

IIR フィルタや FIR フィルタ、CFC フィルタなどはそのままの名前がメニューに現れますので呼び出しやすいのですが、極値やレベルクロッシングなどのフィルタリングは「事象隔離」というなんだかわからない難しい名前のメニュー下にあるためアクセスしにくいところがあります。

英語版では Event Isolation というメニュー名ですので「イベント検出」あたりが適訳なのかもしれません。次のバージョンで変更を検討した方が良いかな。

実はこの「事象隔離」、バージョン 8 で小さくて大きな機能改良がなされています。その改良とは複数のイベント検出条件を組み合わせて使用できるようになったことです。

事象隔離には「レベルクロッシング」、「極値」、「傾き」、「レベル上の傾き」、「バーストの開始および/または終了」、「バーストの値」、「正のピークの開始および/または終了」、「負のピークの開始および/または終了」、「レベルより上の値」、「レベルより下の値」、「区間の値」というイベントを検出する機能が装備されていますが、これらを And、Or、Before、After の 4 種のロジカルな組み合わせで組み合わせて使用することができるようになったのです。

以前のバージョンでは同じことをするには FPScript で条件式を組む必要がありましたが、この改良により事象隔離ダイアログボックスで GUI で簡単に行うことができるようになりました。

あるレベルを超えた後の極値を検出する、などといったイベント検出もマウスクリックと閾値の指定だけで設定することができます。

使い方は簡単です。FlexPro の「新規」メニューから「フィルタリング」、「事象隔離」の順に選択します。↓このようなダイアログボックスが現れます。

EventIso1.jpg

デフォルトでは「レベルクロッシング」が選択された状態になっています。これをダブルクリックすると↓のダイアログボックスが現れます。

EventIso3.jpg

「イベント」プルダウンメニューから目的のイベントを選択し、パラメータやその他の設定を指定します。OK ボタンをクリックしてダイアログボックスを終了すると先ほどの事象隔離ダイアログボックスに戻ります。

EventIso5.jpg

赤い矢印の先にあるボタンをクリックすると次のイベント検出条件を設定することができます。

設定条件間のロジカル設定はこのダイアログボックス上で行うことができます。

EventIso2.jpg

カッコを使用して実行順を指定することができます。

EventIso4.jpg

カッコを使用しない場合は AND が優先されます。

イベント検出条件はいくつでも (32 個までは試してみましたがまだまだ問題なくいけそうでした) 設定可能です。

たどりつくのが難しいのでお使いになっていない方が少なくないようですが、かなり便利な機能ですので是非お試しください。

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