2010年11月アーカイブ

* 今回の記事はコマンドによる操作の多い記事になっています。あらかじめご了承ください。

前回の記事は Vector/Arrow Plot でした。その最後に、"ベクトルプロットは頻繁に描くタイプのプロットではありませんが、覚えておくときっといいことがある、かもしれません。" と書いておきながら、申し訳ありませんが、今回も Vector/Arrow Plot でお届けします

勾配といえばベクトル解析。僕は大学でベクトル解析に触れたあたりから、数学と縁遠くなってしまった気がします。ほんと勉強した記憶がないのですが、そんな記憶を振り絞って書くと、スカラー量 ψ の勾配を grad ψ(あるいは ∇ ψ) と書くんだったはず。

ig_vector_plot_1

grad とか ∇(ナブラ)みると、ちょっと身構えたくなりますが、小難しい話は今回の記事はここまです。つまり勾配は、各方向に微分してあげたベクトルになるってことまでで OK です。例えば、2次元グリッドで高さのデータが与えられれば、高さを、x方向とy方向で微分して得られるベクトルは、勾配になりますよね。今回はつぎの(模擬的な)標高データのプロットに勾配をベクトルプロットしてみようと思います。

ig_vector_plot_2
Fig.1 サンプルデータ



RealisticData



なお、このデータは、IGOR Pro のサンプルエクスペリメント Contour Demo.pxp に収録されてある RealisticData という2次元のウェーブです。

先月だったか。取り込んだ画像内に配置したポイント群の座標を数値列として取り出し、この数値列にカーブフィッティングできる電卓(CASIO の PRIZM)が話題になっていた。画像からの座標取得やカーブフィッティング計算を電卓でできちゃう時代になったんだなぁと、おじいさんのようなことを思ってしまったのはさておき、こういう計算をするなら、少なくとも 2010 年現在なら、パソコン内でやった方が、得られた結果の再利用の点からも便利だよなぁ、なんてことを考えた。

もちろん、超々高級電卓であらせられる Mathematica 様にも、このくらいの作業をする機能は当たり前に備わっているので、今日はこれを紹介したい。

今年の夏があんなに暑かったのがウソのように寒くなってしまいました。秋の日はつるべ落としといいますが、秋自体がつるべ落としのように過ぎてしまったような気がしますね。冬はもう目の前です。

関東の冬について僕が持っているイメージのひとつは「北風」。乾いた冷たい風が吹きすさぶイメージ。24時間北風が吹いている気がしますが、一日の風の強さと向きってどんなふうに変遷するのでしょう?

今回は、風向風速の時間変化を IGOR Pro を使って追いかけてみようと思います。