2010年4月アーカイブ

本ブログをお読みいただいている皆様に少しだけ報告を。

3月末にイギリスに世界各国の Mathematica 代理店が一堂に集まり、製品の応用例、事例などの情報交換をしてきました。

海外では民間企業での事例がかなり増えてきており、Mathematica の応用範囲の広さを改めて認識しました。Worlfram Research 社の Web サイト( http://www.wolfram.com/ でソリューションを選択 )でもそれらの事例の一部を読むことができます。

特に、Worlfram Research 社が強調していたのは、最近導入した金融機関のリスク管理のシミュレーションをするためのシステムに Mathematica が採用されたということでした。他の分野での導入も紹介され、数値を扱うすべての組織での応用が期待できるということを改めて認識しました。

また、まだ日本語の対応などに課題はあるでしょうが、Wolfram|Alpha が欧米では技術的に高い評価を得ているということでした。今後の広がりが期待されます。見たことのない方は次のサイトで、「Japan Population」と入力してみてください。人口だけでなく、人口密度、平均寿命、平均年齢などが一覧されます。「plot sin(x)」と打つと正弦関数が表示されます。つまり、自然言語的に命令を書いて、グラフを描くこともできるのです。Wolfram|Alpha( http://www.wolframalpha.com/

イベントの詳しい内容をここでお話しすることはできませんが、各国それぞれのお国事情を反映したりして非常に有益でした。弊社としましても皆様によりよいご提案ができるように努めてまいります。今後とも弊社ならびに Mathematica をよろしくお願いします。

そうそう、Wolfram Researchの代理店向け認定テストで、弊社は世界の他の2、3社とともに最高得点を獲得したことも書き添えておきます。
僕がTecplotを触っていて最初に面白いと思ったのは、チュートリアルにあるこの機能。

Tecplotはそれぞれ別々に解析した流体解析と構造解析の結果の双方を読込み、同時に表示できるのです。

先ずはこの解析結果の動画を見てください。

blah, blah
IC50、EC50、LD50。みんな似たような名称ですが、それぞれちょっとずつ意味が違います。共通しているのは、いずれも 50%の確率で何かが起こる 濃度(Concentration)や用量(Dose)であることです。Wikipedia によると、
  • IC50:半数阻害濃度(half maximal (50%) Inhibitory Concentration)。化合物の生物学的または生化学的阻害作用の有効度を示す濃度。
  • EC50:半数効果濃度(half maximal (50%) Effective Concentration)。薬物や抗体などが最低値からの最大反応の50%を示す濃度。
  • LD50:半数致死量(Lethal Dose, 50%)。物質の急性毒性の指標、致死量の一種としてしばしば使われる数値で、投与した動物の半数が死亡する用量。
ということだそうです。こういった指標はほかにもあろうかと思いますが、今回は IGOR Pro で EC50 を求める方法を考えます。

まったくの Mathematica 初心者に、「Mathematica ってどうやって勉強したらいいですか?」と聞かれたら、いまの僕だったら、こんな風にナビゲートする。相手が文系だとか理系だとか、数学/算数が好きとか嫌いとかには関係なく、まったく同じストーリーでオーケー。

(立場上、本来なら、そういう人にはヒューリンクスで開催しているセミナーを案内するべきなんだろうけど、今回はあくまで「自習する方法」の紹介ということで)