前回の記事にこのブログ開設以来初めてトラックバックをいただきました。ありがとうございます。

直接反応をいただけるとブログを書くモチベーションが上がりますね。

さて、前回前々回 と二回ほど脱線 (逃避) しておりましたが、今回は久しぶりに FlexPro の技術的なお話しをしたいと思います。

最新の計測機器は非常によく出来ていて、複数台の計測器をデイジーチェーン接続して計測をする場合でもよーいドン!で計測を厳密に同時に開始、終了することができるものがあります。ですので、何台もの計測器をつなげて測定した場合でも、測定したデータの時間軸がずれることがなく、それゆえ一枚のグラフ (ダイアグラム) 上にそれら測定されたデータを重ね描きしても時間軸がずれて表示されることはありません。非常に多くの計測点 (チャンネル数) で測定を行う方々にとって、測定機器同士の通信に関する技術や規格の進歩による大きな恩恵の一つであるでしょう。

そのような便利な機能を持った計測環境をお持ちでない方のために、FlexPro を使うことでタイミングがずれてしまった測定データをぴったり重ね描きする方法を今回はご紹介したいと思います。

cumulus_disp1.png
Cumulusはサイエンス系のソフトウェアが多いヒューリンクスの製品の中ではちょっと毛色の違うデジタル資産管理のソフトウェアです。

皆さんは手元にあるMicrosoftWordやExcel、PowerPointやそれに貼付けた画像、はたまた音声ファイルやビデオファイルをどのように管理していますか。

Cumulusはこれらのファイルを一元的に管理できるソフトウェアなのです。

そんなCumulusを使って解析データや実験データを管理する方法を考えてみます。

IGOR Pro 日本語版にもついに待望の 6.1 が登場しました! 近年の IGOR Pro は、"5.0.x" のように、メジャーバージョンの2ケタ下のマイナーアップを数回繰り返したのちにメジャーアップしていましたが、今回は珍しく、1ケタ下のバージョンのマイナーアップです。メジャーアップではありませんが、従来のマイナーアップに比べると、多くの新機能が追加され機能改良がいろいろ行われています。

まったくの独断と偏見で、お勧めの新機能や変更点を5個ピックアップしてみました。

  1. 対応 OS の変更
    • Windows 7 をサポート(Mac OS X 10.6 Snow Leopard は既にサポート済み)
    • 古いOSのサポートを終了(Windows 2000 や Mac OS X 10.3)
  2. パッケージの更新
    • Multipeak Fitting Package のバージョンアップ(1.4 → 2.0)
    • Ternary Diagram Package の更新
    • Global Fitting Package の更新
  3. ユーザごとの初期設定フォルダ(Igor Pro User Files フォルダ)
  4. ファイルエクスポート
    • PDF や EPS ファイルへのエクスポートで、日本語フォントの埋め込みをサポート
    • Gizmo の EPS エクスポートのサポート。
  5. ファイルインポート
    • 巨大な1次元データ読み込みの高速化
    • ファイルを開くダイアログで複数ファイル選択をサポート

Mathematicaで作った迷路最近、セル・オートマトンを Mathematica で計算する話を聞く機会があり、そこで聞いた話に、迷路をセル・オートマトンで解くというものがあった。例によって(?)脇道好きの血がうずき、試してみたくてたまらなくなったのだけど、これを試すためにはまず迷路を作らなければならない。

「迷路 作り方」でウェブ検索すると、たくさんのページがヒットする。今回は、その中で見つけた「穴堀り法」を Mathematica 7 でやってみる。

Mathematicaで描いた滋賀県以前に書いた、国土数値に公開されている GIS データを Mathematica 7 で利用する記事では、Windows 上で動作する変換ソフトを介したやり方を検討した。もちろん、Windows 限定のやり方だ。
→参照:Mathematica で日本の GIS データを (1)

僕はもともと ひどく Mac な人で、これまで会社では、不本意を抱えつつ Windows を使っていた。が、前回の記事のあと、長年の念願かなって、僕の会社のメインマシンを Mac に変更してもらうことができた(ひゃっほぅ!)。そこで今回は、Windows の変換ソフトを介さずに、国土数値の JPGIS データ(XML ファイル)を Mathematica で直接利用する方法を検討してみた。

周波数の測定によく使用されるリサジュー曲線について今回は触れたいと思います。

今までリサージュと呼んでいましたが、考案者であるフランスの物理学者ジュール・アントワーヌ・リサジューの名前に因み命名されたようで、リサジューが原語に近いようですね。なのでタイトルはリサジューとしました。

Wikipedia によれば「リサジュー図形(りさじゅーずけい、Lissajous figure)あるいはリサジュー曲線 (Lissajous curve) とは、互いに直交する二つの単振動を順序対として得られる点の軌跡が描く平面図形のこと。リサジューはリサージュと表記されることもある[1]。それぞれの振動の振幅、振動数、初期位相の違いによって、多様な曲線が描かれる。振動数の比が無理数の場合は閉曲線にはならず、軌道は有限の平行四辺形領域を稠密に埋める。」とされています。

 

Tecplot は流体解析や構造解析の結果を可視化する強力なツールです。

さて、有限要素法(Finite Element Method, FEM)で構造解析を行うと各要素で要素力(応力、歪など)を得る事ができます。
実はこの要素力のコンター図(等高線図)を書くときは注意が必要です。

で、要素力のコンターを書く時の一般的な流れをおさらい。

IGOR Pro には、フィッティングで利用できる関数(組み込み関数)は、類似のソフトウェアに比べるととても少なく抑えられています。1変数のものだと、わずか 13 種類 です。この 13 種類の関数に含まれない関数形でフィッティングするには、ユーザ自身が定義する必要があります。今回は、ユーザ定義関数の簡単な例を紹介します。 

遅ればせながら、みなさま、あけましておめでとうございます。

2010 年になりましたが、この 2010 という数字について、最近ある事実を発見しました。この 2010 は、1 から 9 までを順番に並べた 1+2÷3×45×67+8−9 という式で計算できるんです。

1+2÷3×45×67+8−9=2010

...って、大仰に書き出してはみましたが、これは、日本では小町算という名前で知られる有名な算数パズルですね。今回はこれを Mathematica でやってみます。

新年明けましておめでとうございます。
ヒューリンクスの代表を務めさせていただいております藤澤義麿です。
正式には代表取締役会長兼社長となっておりますが会社の責任者としてお客様や、お取り引き先の皆様に失礼なことは無いか、喜んで頂いているかを毎日チェックしている役目です。

就任して以来1年と3ヵ月が経ちました。
この期間に注力したことは上記のことを踏まえ、ヒューリンクスとはどうあるべきかに腐心しております。
数多くのS/Wを扱ってますがその販売をする会社であることには間違いありませんがお使い頂いている お客様が利用に当たって満足していただいているだろうか?そのためにはお問い合わせに対して 返答が出来ているのだろうか?

数々悩みましたが我が社は「ハイレベルな技術者の集団であらねばならない」と一点に絞り知人友人数多くの情報を元に人集めに奔走しました。お蔭様で何とか初期の目的は達成したかな~と言うのが実感です。
もちろん長い間我が社に貢献してくれた人は新たに参加してくれた人達と議論を進め学びそして自分たちの経験を生かし上手く相乗効果を発揮してくれているのではないかと自画自賛しています。

一方数多くのS/Wを扱っているということはそれだけの数の開発元があるということです。この開発元に如何に製品の質の面でそして価格面で協力してもらうかも鍵です。開発元にとってはヒューリンクスがどれだけ販売してくれるかは彼らにとっては死活問題です。我々の各製品に対する販売努力を透明化し我々に努力が足りないところはどんどん指摘してもらい製品の活性化をして行くという事も心がけることとしました。同時に開発元との交流も深めてゆくことも始めました。

小生文科系の人間で国際関係論を学んできましたがまったく役に立たずむしろその後会社を経営し親会社であるアルゴグラフィックスを上場に漕ぎ着けました。この過程で会社とはどうあるべきか、社員の質的向上なくしては(量もそうですが)会社の存在価値なし。自分が出来ることは何か?を求め日々業務に励んでます。

しかし「灯台下暗し」の格言の通り未熟な点が多々あろうかと思います。
このBLOGに皆様からの「前向きな」ご指摘を頂きヒューリンクスがそして小生が少しでも今後よりお役に立てれば幸いです。

平成22年の年初に当たり投稿させていただきました。
本年の皆様のご多幸をお祈りいたします。

藤澤 義麿
ヒューリンクス
代表取締役

  • 工場萌え
  • 飯島 聖宏(技術開発部)
  • 2010/01/06

前回前々回 と FlexPro のスクリプトをご紹介してきましたが、スクリプトを書くのが辛くなってきたので 今回はちょっと違った話題にしたいと思います。

FlexPro を使用されている、あるいは導入を検討していらっしゃるお客様には自動車などの輸送機器関連や電機機器関連の企業の方が多くいらっしゃいます。ご検討中のお客様にデモをご覧いただくため、あるいは導入されたお客様に使用方法をご説明するセミナーを行うため、あるいはカスタマイズに関するご相談や打合せなどで時々工場や工場に隣接した研究施設、オフィスなどに訪問させていただいてます。

歴史や伝統を感じる建物から建造されたばかりのピカピカの建物、工場のイメージ通りの様々なパイプがめぐらされ大きな煙突が突き出た建物から工場とは思えないようなお洒落な外観の建物などいろいろな建物を見ることができ、訪問する際の密かな楽しみになっています。特にタイミングが良いと見ることができる夕焼けから日没までの時間帯の工場は幻想的なまでの美しさを持っていて、後ろ髪を引かれる思いで帰路に着くこともあります。

近ごろは工場やコンビナートを主題とした写真集が発売されていたり、工業地帯を撮影した DVD が商品化されたり、工業地帯の工場の眺めの良い場所をめぐるツアーが企画されたりと「工場萌え」な方が増えているようですがそれに近い感覚なのかもしれません。

 

若かりし頃、地震動の解析をやっていた吉崎です。あの頃は地震が発生すると忙しくなるという生活でした。
地震が起きると建物に設置してある地震計に揺れが記録されるので、これを使ってシミュレーションするんです。

そのシミュレーションの時に利用するのが伝達関数というやつ。
さてそれでは伝達関数とは何ぞや?となるのですが、それを詳しく書いているとそれだけで終わってしまいそう。

かなり端折ると「入力シグナルのラプラス変換と出力シグナルのラプラス変換の比」と言えます。(ん〜、難しい〜〜。)
デジタル信号の世界では、これは「入力シグナルのZ変換と出力シグナルのZ変換の比」です。(まだ分からん。)
別の言い方をすると「入力シグナルが出力シグナルに変化する系(システム)の振動特性」と言えます。